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エコフラッシュオート 検証シリーズ 第1弾   過走行車両?の場合。

エコフラッシュオート

検証シリーズ 第一弾







プロボックス 18万キロ走行


エンジンオイルはまめに交換しているが

アイドリング時間が多めの業務車両。







車検整備の入庫で

排気ガステストの結果、

CO,HCともに多いです。






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完全暖機後の測定

CO   0.23
HC   288ppm
  





車検は合格するが

ガソリンが燃え切れていない状態です。

(距離相応かもしれませんね。)










O2センサー、触媒も それなりに劣化していますが

エコフラッシュオートでどこまで改善するかを試して見ますね~。 




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まず車両に3本のホースを接続しますね。





オイルパンドレンにはオイル回収ホース

フェラーキャップにはオイル注入ホース




ドレンから回収し5ミクロンのフィルター

オイルをろ過をして

フェラーキャップから注入します。


(一般的なオイルエレメントは約10~15ミクロンぐらい)
(洗浄用オイルはろ過されつつ、エンジンのオイルポンプで各部に送られます。)







もう一つのホースは測定用ホース

オイルエレメント部に接続し

油圧、油温を測定します。














規定量の専用洗浄剤(EF-510)

10w30のオイルに混合添加して

全てのセッテイングが終われば、作業を開始します。







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アイドリング状態

油圧  1.1 bar
油温  82 
















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2000回転で維持時

油圧  3.6 bar
油温  82 ℃









エコフラッシュオートは


エンジン回転数を上げながら

高温、高圧状態にして

スラッジを溶解洗浄する ダイナミック洗浄』 が特徴です。






また測定条件を同じにする為、

出来るだけエンジン回転数、油温を合わすようにします。




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洗浄時間は約1時間




アイドリング回転から

常時2000回転を維持します。  (スキャンツールからの回転数固定制御






時々4千回転までレーシングし

スラッジ溶解促進を狙いますね。










水温、油温を見ながら

油圧が下がるのをモニタリング









油圧が下がれば

その分だけ詰まっている物が除去され

オイルの流れが良くなったという事になります。













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アイドリング状態

油圧  1.1 bar    → 0.8 bar     
油温  82℃



2000回転で維持時

油圧  3.6 bar    → 3.1 bar    
油温  82℃








1時間の作業で

ここまで油圧が下がりました。







逆に言うと高温で長時間の施工をしないと

簡単にはスラッジ溶解は出来ないと思います。








60℃以下の温度で

エンジン停止状態でする(スタティック洗浄)では

あまり効果はないような気がしたので





ダイナミック洗浄と両方できる

エコフラッシュオートを選択したんですね。






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完全暖機後の測定

CO 0.23%      → 0.05%      →   プラグ交換等整備後    0.01%
HC 288ppm     → 88ppm     →    プラグ交換整備後    49ppm   













この車両に対しては

非常に良い結果になりましたね。










僅かですが油圧が下がり

オイルラインがスムーズになり、スラッジが除去されました。






ピストンリング周辺もキレイになり

圧縮が回復てし、燃焼状態が改善したのでしょう。








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この車両をテストする前に

弊社の代車 (スズキ kei 9万キロ)でも

施工してみましたがここまでの効果は見られませんでした。  (正直いうと変化無し












もともと代車のオイル管理はバッチリなので

洗浄しないといけないほど汚れてなかった のでしょうね。












正式にメンテナンスメニューに入れるまで

もう少しサンプル車両でテストを

継続したい と思います。









しばらくお待ちくださいね~。






関連記事
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エコフラッシュオート   効果検証テストシリーズ  その1.

エンジン潤滑系統洗浄ってご存知でしょうか?






エンジンオイルが流れる経路

エンジンのケース内部、ピストンリングなどに蓄積した

カーボンスラッジを専用洗浄剤でキレイにする作業なんですが・・・。








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エンジンにホースを接続し

専用のフラッシングマシーンで

循環洗浄していくそうです。














恐らく10年以上前から存在

あまり日の目に当らない

地味~な整備だったと記憶しています。





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弊社が思うココ最近の整備事情から

もっとスポットに当ってもイイんじゃないのか? 

と 実は1年前からリサーチしてきました。









そこでこの整備機器を調べていくと

こんな事が分かってきました。







1・このフラッシングマシーン自体が非常に高価。   (150万円前後なら、どう考えても費用回収出来ないでしょ!)

2.・数社しか類似装置を製造していない。        (ニッチすぎて売れなければそうなりますよね。)

3・人気と知名度が無い為、販売台数が非常に少ない。   (モトが取れなきゃ、買わないでしょう。) 














マシーンスペックで見ていくと

4・油圧、油温が測定出来て、数値が分かるタイプ or 無いタイプ

5・エンジンを掛けながら施工する(ダイナミック洗浄)  or 停止状態でする(スタティック洗浄

6・フィルターは3~5ミクロンを使用し、循環しながら ろ過

などがありますね。










数値が測定出来て

高温でスラッジ溶解促進ができるダイナミック洗浄

の方が洗浄効果は高いでしょう。






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この機器自体を持っている整備工場は少なく

洗浄効果が分かりづらく、露出も少ない。









それに導入費用が高額な為、施工料金が高くなるのも

人気が無い(普及しない)要因かもしれません。










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エコカー減税とガソリン高騰から

新車に乗り換える方がいる一方、




年式が経過して走行距離多い車両でも

愛着を持ってメンテされている方も多いです。












また中古車での購入で整備暦が分からず

現状を把握したい(リフレッシュしたい)と

思われる方の多いようですね。













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10年10万キロ走行してくると

徐々に圧縮が落ちて、燃費が悪くなってきますよね。










燃焼状態が悪くなり、未燃焼ガスが増え

排気ガステスターでCO,HCの数値

を調べるのも手段の一つでは。











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今回ミナト自動車では

自動車整備機器 バンザイが販売する

全自動エンジン循環系統洗浄装置 エコフラッシュオート』  

を導入しました~。













新品では導入価格が高すぎて

施工費用が高額になるようですが



今回あまり使用していない良品を

低価格で仕入れましたので



そこでサンプル車両を集めて

テストしていきたいと思います。
















どういう車両に効果があるのか?

数値的な変化が分かるのか?

施工費用はどのあたりが妥当か?






いろいろ検証していきたいと思いますね。







正式にオススメ・メンテナンスメニューとするか?は分かりませんが




実際に機械を買わない事には

客観的な評価出来ないと思います。






時間は掛かりますが

つづきは検証シリーズ

お知らせしますね~。




関連記事

整備士の愛車は整備する時間が無い??    旧車の急なエンスト。

3連休の中日

ATF交換のご予約頂いていたのですが

残念ながらキャンセルのお連絡が・・・









連休などの予約状況は

問い合わせが早い段階から集中しますので

ちょっと困ってしまいます。







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閑話休題






普段からお客様に愛車のメンテナンスの

重要性をアナウンスさせて頂いています。










それだけ言うのなら

『 さぞかしあなたのお車は、シッカリ手入れしてるんでしょうね~! 』

と思われているのでは・・・。















という訳で今回のブログは

私の愛車の整備事情をお送りします。




キャンセルなどの空いた時間ぐらいしか

ゆっくり点検整備できないですからね~。


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ボルボ 940エステート 1993年式

走行距離 126000Km











実は今年2月の車検整備時に

エンジン ヘッドガスケットからの 冷却水漏れが発覚








本格的に直すなら腰上からのオーバーホールになり

時間と手間が掛かりそうでした。





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古くなったヘッドガスケットからのスローリーク





修理するか?    (普段から予約が一杯なのに、そんな時間があるのか・・・?)

乗り換えるか?   (ステーションワゴンで欲しい車種がないのよね~。)






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選んだ選択肢は

WAKO'S RSL ラジエターストップリーク




化学反応で固まる

従来型の漏れ止め剤ではなく




微細な繊維を漏れた箇所から

少しずつ塞き止めていくタイプを試してみました。








欧州車には使うな!と記載されていますが

自分の車なので自己責任でしますね~。







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半年経過してみましたが

漏れも完全に止まり、オーバーヒートも無さそうなので

本格的にメンテすることになったのです。




(腰上オーバーホールは、ひとまず回避できました。)








まずは点検して部品集めから。








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強くしてもダメ。  弱くしてもダメ。

微妙なテンションで調整するファンベルト。







国産車みたいにキッチリ張ってあげると

スグに悲鳴をあげる気難しいタイプ。




(経験上ゆるめダルダルぐらいが丁度イイのです。)






ヒビ割れてきたので

全数を交換リストに追加しますね。









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欧州車用バッテリーは割高なので

国産タイプが装着出来るようにしています。








セルモーターの回り具合と、時々起こる電圧降下の為

容量アップしたバッテリーに交換する予定。









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エンジンルームを見渡すと

少し変な箇所を発見








長年の熱劣化で配線を固定している

結束バンドが割れていました。









見過ごすと振動で電気配線の皮膜が破れ

ショートを起こしてしまいますね。








2~3本がショートを起こすと

訳の分からない症状が発生するので

対策する為、補修します。





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古~い旧車を乗る場合は

こういう地味な点検 と 補修をしていかないと

快適には使用出来ないので要注意ですね。
















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4月に実施したカーエアコンリフレッシュα 

http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-330.html






NUTEC NC-200 AC添加剤の

効果もあって激冷え状態です。 








21年選手の割には よく冷えていると思いますよ。










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5年前に交換したロアアームジョイントブーツ


もう割れてきましたか。










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外国のゴム製品に

国産並みの耐久性を求めても仕方がないですね。




しかも旧車用の部品なので

ゴム質もイマイチなのが多いです。












これは簡単に交換できるので

交換リストに入れますね。












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Fr、R ブレーキパッド &  ブレーキホース

リアキャリパーのオーバーホールもしなければ・・・。










燃料系統や点火系統

吸気系統はすでに2月にリフレッシュ済み。








ショックアブソーバーなどの足回りは4年目なので

あと2年は頑張ってほしいですね。







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前回から5万キロ経過したATF。






トルコン太郎で再び圧送式交換





プレ洗浄無しでここまでキレイになりました。








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年に数回は四国の最南端までサーフトリップ。


週一での近場サーフ。


年1万キロの走行距離かな。







田舎道を深夜に走行する場合が多いので

急なエンストは怖いですよね。











今の所は一度もエンストしていないので

自画自賛ですがメンテナンス計画は順調のようです。








とりあえず部品を発注して

整備出来る日が訪れるのを待ちましょうか。



関連記事

MPV エンジンオイル交換  NUTEC NC-52E ブレンド配合

いつも弊社をご利用いただいているお客様から



エンジンオイル交換 & WAKO'S RECS レックス



2点の作業依頼で

予約来店して頂きました。








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マツダ MPV LY3P  直噴ターボ






前回交換から約1年

走行距離は5千キロぐらいです。


(汚れやすい直噴エンジンでなければ、もう少し走行しても大丈夫だと思います。)











メーカー指定粘度は0w20   (5w20 5w30 10w30 もOK)










前回のブレンド配合は 0w25 でしたよ。

NUTEC NC-52E  (0w20)  50%

NUTEC NC-51   
(0w30)  50%











s-無題


超微細なオイル構造が

極薄かつ強靭な油膜を形成します。






高温、高回転、高負荷時にも

高レベルの油膜性能を維持。






ターボ車で0w20指定のMPVには

オススメのオイルだと思いますよ~。









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今回もほぼ同じ配合なんですが

夏場という事で少し固めにブレンドしてみました。









NUTECのエンジンオイルは一度ご使用頂いてから

オイルの消費量エンジン音使用期間の温度などを考慮して





次回はさらに好みの合う粘度を

調整する事もお楽しみ頂けます。







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オイル交換前に施工したWAKO'S RECS レックス






弊社ではRECS後に

エンジンオイル交換を必須とはしていません







理由はRECS溶液がオイル性能を

劣化させるほど混入するとは思えないのです。 










ですが




今回のようにオイル交換と同時の時は

気持ちの問題になりますが

RECS後 → オイル交換の順番で施工しています。












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撮影用にマフラーから白煙を出してみました。








ミナト自動車では

RECS特有の大量にでる白煙対策に

専用除去装置を使用しています。  (手作り感満載のワンメイク品の為、非公開)










なので写真撮影をしなければ

ほとんど白煙は除去出来ているんです。







大阪の住宅街で

アノ白煙モクモクはだめでしょう~。



異臭騒ぎになりますから。









NUTECエンジンオイルと

WAKO'S RECSをご希望の方は



ホームページ(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。











関連記事

新車の状態に近づける。   不調になる前にする整備。

前回ブログの続きです。

http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-361.html







エスティマ  ACR55W 4WD 





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ミナト自動車がオススメする

カーエアコンメンテ     カーエアコンリフレッシュα 』  




標準セットからのアップグレードで

高性能AC添加剤 『NUTEC NC-200 コンプブースト

を同時注入しますね。



http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-330.html




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規定充填量を エコマックスJr に設定。










低高圧のガス圧点検から

性能チェックを完了しスタートします。







冷媒ガス回収、再生

真空引きから規定充填量。





AC添加剤注入まで

全自動で行います。










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外気温 30℃  



窓全開      内気循環


クールMAX 風量最大




11.5℃ になりました。









窓を閉めて走行すれば

まだまだ冷えると思います。








冷媒ガス量も問題なく

エアコン性能は良好と判断しました。





エアコンの予防整備とお考えください。








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今までノーメンテだったのでしょうか?

結構汚れが溜まっていますね。







電子制御スロットルのバルブ部清掃。





ベッタリ固着したカーボンを専用洗浄剤を使用して

ペーパーウエスでクリーニング

















かなりの量が溜まっていたので

なかなかアイドリングが落ち着きません。




スロットル学習の初期化をして

アイドリングを安定させますね。





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最後にWAKO'S RECS レックスを施工して

インテーク系統と燃焼室の急速クリーニング。


http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-237.html











年式な新しい車両であればあるほど

EGRやブローバイガスの影響を多く受けますので








一度に大量の溶液を使用するより

適量を定期的なRECS施工が

効果的だと思いますよ~。 





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今の車両は

ベアリングが壊れたり

ゴム部品が破損したりする頻度は





昔に比べて大幅に減ったと思います。    (部品の耐久性がアップしたのでしょう。)













ですがより早く、きめ細やかな

エンジン制御になった近年の車両は



こうした清掃系整備、油脂類交換整備などが

大きなウエイトを占めてきたと実感します。






















ユーザー側が気が付かない緩やかな劣化

徐々に燃費悪化、パワー不足になっていきます。






その部分をピンポイントで整備してあげるだけで

新車時に近い性能に戻っていくだけなんですけどね。










今の日本車がたかだか10万キロぐらいで

ヘタるようなクオリティーで製造されている事はないと思いますよ~。





関連記事

ミニバンにもNC-65   CVTF圧送式交換。   エスティマ50系4WD

  
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トヨタ エスティマ ACR55W 2400cc 4WD

走行距離 60000km











CVTF交換

リアデフ、トランスファオイル交換



WAKO'S RECS  レックス

カーエアコンリフレッシュα

電子制御スロットル清掃(初期化)




5点セットの整備依頼です。










島根県と大阪との往復が多いそうで

長距離走行をメインに使用しているそうです。








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まずはCVTF交換。


アイシンCFExでプレ洗浄をして

本命フルードには 『NUTEC NC-65』を使用予定。








過去にディーラーでのCVTF交換をされているようですが

交換方法は循環式で行ったようですね。





















プレ洗浄が必要か?は微妙な状態でしたが

よりキレイに新旧フルードが入れ替わるように

念を入れて交換する事になりました。











CFEx と NC-65では2.5倍の金額差がありますので

安価なCFEx でのプレ洗浄は経済性に優れていると思いますよ。 









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高価なNC-65で圧送式交換をする前に

安価なCFExで内部洗浄中。








せっかくハイグレードなフルードを使用するのですから

出来るだけキレイな状態から交換したいですよね~。






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NUTEC 最高峰ATF / CVTF  『 NC-65 





NUTEC ZZ51改 より極圧性が大幅に強化され、

高温、高負荷時にも余裕をもって性能維持。










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本来はレース用に使用出来るよう開発されたのですが

実はノーマルミニバンのエスティマにもオススメなんですよ。











メリットは耐熱性アップの為、熱劣化しずらく

一般走行なら、ロングライフ化が可能になります。





もちろん全化学合成油(エステル系)による

ローフリクション、ハイパフォーマンスは期待に応える性能ですよ。









デメリットは一つだけ。


オイル価格が高額なところでしょうかね。





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交換効率の高い圧送式交換ですが

赤いCFEx  から 薄緑のNC-65 に交換すると

すこし色味が残るのはご了承ください。










新油と比べても

遜色の無い透明度まで交換出来ましたね。







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強力磁石内蔵型 高性能フルードフィルター   マグネファイン


http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-262.html


次回交換時期は約5万キロ

こちらも同時に装着しますね~。








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次に交換するのは

リアデフオイル、トランスファオイル






NUTEC ZZ-32 80W120  2L缶




低温から高温まで常に安定した性能を維持し

ストリートからレースまで対応します。




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エンジンオイルもNUTECを

使用して頂いているそうです。




今回のオイルチェンジで

エンジンからCVT デフまで

全てNUTECになりましたね。










次回ブログでは

WAKO'S RECS

カーエアコンリフレッシュα

電子制御スロットル清掃(初期化)


の作業を紹介しますね~。







関連記事

ミナト自動車ホームページ 復旧中 !!  ご迷惑をお掛けします。

お客様から(ホームページが表示されない)とご指摘がありました。   

(お名前をお聞き出来ませんでしたが、ありがとうございます。)
 




弊社でも確認しましたのでWEB管理会社に連絡し、

早急に復旧するよう手配しました。



予約等のお問い合わせフォームも使用出来ませんので
しばらくの間こちらのメールアドレスからお問い合わせください。
minato3145-motors@yahoo.co.jp




しばらくご迷惑をお掛けしますが

どうぞ宜しくお願いします。


ミナト自動車 店主











関連記事

ライフ JB7  エアコン異臭 。  エアコンメンテとATF交換編。  その2

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前回ブログの続きです。

http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-358.html






和歌山県から来店して頂いた

ホンダ ライフ  JB7











異臭の原因を取り除き

エアコンガスメンテに移ります。







ミナト自動車オリジナルメニュー

カーエアコンリフレッシュα も同時依頼されました。

http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-330.html






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前回ブログでエバポレーター脱着前に

エアコン冷媒ガスを重量管理で回収済み。






回収された冷媒ガスは210g








JB7の規定充填量は

400g   (+0 -50g)    規定量以上は過j充填になります。











約半分しか入っていない事になりますね。






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エバポレーターなどを組付けて

いつもより長め の真空引き作業。  (10分 → 20分に)
  



 



エアコン配管内を真空状態にすると

常温で水分が蒸発し、外に排出されます。













エアコン整備時には

必須作業のひとつですね。





(水分はエアコンサイクル内では邪魔者なんですよ~)




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真空引き後、300gほど仮補充して

デンゲン社 ガスリークテスター で

ガス漏れ点検を行います。






切り離した配管の最終チェック。









オーリングも新品交換しましたので

問題なしで合格です。





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『カーエアコンリフレッシュα』 の標準ACオイル添加剤は


デンゲン社 オイル缶になりますが追加金額で

アップグレードACオイル添加剤に変更出来ます。










WAKO’S PACプラス  パワーエアコンプラス

NUTEC  NC-200   コンプブースト





今回はNC-200を選んで頂きました。   




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外気温 29℃   日陰で測定
  


クールMAX 風量全開




内気循環   ドア、窓全開










噴出し口温度   9℃







十分冷えて臭いを無くなりましたね。







窓を閉めて走行すれば

5度ぐらいまで冷えるでしょう。  

   





   
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 同時にATFも交換します。





トルコン太郎による圧送式交換

http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-314.html







外部ホースに接続し

全量をイッキに交換しますね。





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プレ洗浄無し

完全にキレイになりましたね。












軽自動車(特にターボ車)は

高回転でエンジンを回す事が多い為

ATFに負荷が掛かりやすいのが特徴です。










ATFが劣化すれば

高い極圧がギアに掛かると

油膜がせん断されますので




ギアが磨耗し微細な金属粉が発生します。






それを効率よく除去できるフィルターは

本来であれば純正採用されても良いように思います。 






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  磁石内蔵型 高性能ATFフィルター マグネファイン

http://minatomotors.blog.fc2.com/blog-entry-262.html









オイルパンも無く、少し特殊なホンダAT

ATFと同時取付をオススメしますね。











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アイドリングをコントロールしている

RACV (通称ISCV アイドル・スピード・コントロール・バルブ)






Dレンジで信号待ちなどの

車体がブルブルする不快な振動は

とりあえずココの清掃から始めると良いでしょう。






また定期的に清掃しないとバルブ部が

固着して過電流が流れる事案も発生しています。 






最悪の場合、ECUまでアウトになりますね。 






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最後に定番のWAKO'S RECS レックス




スロットル以降から燃焼室までの

急速洗浄システム。












EGR、ブローバイガスのカーボン蓄積除去に

効果的ですのでミナト自動車では

車検整備の定番メニューになっていますよ。












そんなわけで2部構成でお送りした

JB7ライフの整備ブログ。











愛車のメンテナンスをしたいけど

何からすれば分からない』方は

ぜひミナト自動車までご相談ください。










問い合わせ、ご相談はホームページの

(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。

http://www.minato-motors.com











関連記事

ライフ JB7 エアコン異臭。    エバポ脱着洗浄編  その1

購入した中古車の『 エアコンが臭う』 と

メールからのご相談。










H16 ホンダ ライフ JB7



メールからのご相談から

部品を手配し、日時を調整して

和歌山県から来店して頂きました。










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通常エバポレーター

ダッシュボードの奥にありますので

外すのが大変なのですが





このJB7は比較的

外しやすいようですね。





早速、分解していきます。









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新車時に装着されていた

エアコンフィルターでしょうか?






完全に目詰まり していますね。









またタバコのヤニ

かなり汚れています。









室内のホコリもコビリ付いて

臭わない方がオカシイ状況ですね。









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ブロアモーターユニットを外して


引き抜いたエバポレーターの裏面はキレイですが


表面は予想通りの汚れ具合。












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フィンの奥までヤニで汚れています。











除湿された水分

ホコリやゴミに付着し

異臭の原因となっていたのでしょう。






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ヤニを落とす為に洗浄剤で溶解

アルミフィンを潰さないよう

柔らか~く洗浄していきます。











最後にキレイな水で

ススギ洗いをすればOKですね。






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ブロアファン、ケース一式など

風が通る通路を出来るだけキレイにして

組み立てていきますね。













もちろんエアコンフィルターも新品にするのですが

今後のメンテのしやすいように

2分割タイプに変更しましたよ~。




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新車時装着の2分割できないエアコンフィルター。





助手席前のグローブBOXを分解しないと

交換出来ない構造になっています。





最初から2分割出来るようにしておけば・・・・と思います。













ホンダ車の整備をしていると

車両設計に???になる事が多いです。






チョットした工夫で

もう少しメンテナンスしやすい構造

出来ると思うんですけどね~。











エンジン、ミッション、外装、内装。

電装系や足回りなどなど。






各製作部門がバラバラ

意見交換も協調性も無く、





車両設計しているの?

と思わずにはいられない事が

ホンダ車にはありますよね~。










基本、ホンダ車はラテン系の輸入車だと思うようにしています。


そう思えば腹も立たないですしね。









というわけで作業の続きは

次回後編に移ります~。










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